こどもが不登校になったら読むブログ

義務教育9年目、その殆どを登校しぶり、不登校で過ごしてきた息子との暮らしを書きます。辛く孤独だった『序』、息子や自分の好きなことを探し求めた『破』、そして、義務教育を終える『急』1つの大切な節目にあたり、書いてみます。

ご褒美制度反対!

夏休み

 

うちの地区では、ラジオ体操に来た子、最終日にご褒美でお菓子を配ります。

 

奉仕作業した子にもご褒美でお菓子を配ります。

 

褒美とは、褒めたしるしに渡す金銭や品物。

 

ご褒美にお菓子を配るのやめませんか?と提案したら、それじゃあラジオ体操来なくなっちゃうよ、楽しみにしてる子もいるからやめられない、というご意見でした。

 

 

…うーむ。

 

ご褒美がもらえるから、ラジオ体操ってやるの?

 

ご褒美がもらえるのに、奉仕作業っていうの?

 

はてなマークが頭の中ぐるぐるします。

 

 

ご褒美をもらえるからやるんじゃないっていうけど、あとから、これをがんばったご褒美だよ、ってあげるのもご褒美制度です。子どもたちの中で意味が変わってしまう…

 

 

ご褒美制度は、物事の本質を見失わせています。ご褒美制度に慣れると、やりたい事ではなく、ご褒美のために頑張るようになります。ご褒美がないと、やらなくなります。

 

 

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soraは勘が良いので、すぐにこのご褒美制度を利用するようになり、できていたこともできなくなったことが何度も何度もありました。

 

エースポジションだったバレーボールチームだってやめてしまった。ご褒美をあげたことで、彼の中の意味がすり替わってしまい、私たちのせいでやめさせてしまったんです。

 

 

ご褒美なんかなくても、夢中でやっちゃうこと、きっと出会える。それこそ、大切に育むもの。そのためにもご褒美制度、反対します!

 

天然石アクセサリー作家

Crystal Children金井かおりhttp://crystalchildren.jimdo.com