こどもが不登校になったら読むブログ

義務教育9年目、その殆どを登校しぶり、不登校で過ごしてきた息子との暮らしを書きます。辛く孤独だった『序』、息子や自分の好きなことを探し求めた『破』、そして、義務教育を終える『急』1つの大切な節目にあたり、書いてみます。

この先生、話し通じないわ

  …と思ったことはありませんか?あんまりそれが続くと何にも言いたくなくなります。

 

学校の先生の中にもそういう方がいます。

 

例えば、

お母さん「うちの子、学校に行きたくないと言うんです」

 

先生「そうですか、でも今日は楽しそうにしていましたよ」

 

ちがーう‼︎

 

楽しそうに見えても、心の中では何かが起こっているから、それを先生にも一緒に情報共有して考えてもらいたいんじゃー‼︎

 

 

現実問題として、話が通じないのは言葉や伝え方が違うことだけではなくて、先生がとても忙しいというところが大きい。先生は一人一人をちゃんと見るなんて、実はできないそうです。

 

親もそれを察して何も言えなくなっている…言うとしたら先生の前じゃないところで、不満や愚痴をお母さん同士で共有し盛り上がるくらい。

 

それがなんとなく、どんなに取り繕っても先生に子どもたちに伝わってしまう…

 

本当はそんなことしたいわけじゃありませんよね。

 

本当は、子どもたちのことを先生と一緒に考えたい。

 

というわけで、忙しい先生が1人で考えなくて済むように、先生へのリクエストはできるだけ具体的にすることをおすすめします。

 

例えば、

「家で学校に行きたくないと言っています、理由は教えてくれません、私はとっても心配しています。先生が気になることがあったら教えてください。」

 

こう伝えたら、先生は、あら、保護者の方に心配させてしまった、これはいけない。何か心当たりがあるかしら?うーむ、明日から注意して見てみよう…となるかも。

 

 

あと、熱はないけれど咳をしたり、お腹の調子が悪かったりしても頑張って登校した時

 

 朝の状況と、「様子を見ていただけますか?」と連絡帳に書きますよね。

 

その時も、2時間目の休み時間に熱を測ってくださいとか、牛乳を飲ませないでください、とか具体的にリクエストするといいと思うんです。

 

子どもたちって、なかなか具合が悪いって言えないみたいです。そういえば、私も言いにくい。言うのがすごく申し訳ない気持ちがします。だから、様子を見てほしいんですよね。

 

でも、様子を見てほしいだと曖昧だし、1日中様子を見るのは不可能だから、具体的にしてほしい行動をリクエストした方が先生も安心できると思うのです。

 

そして、先生にケアしてもらっていることで親も安心できます。

 

話は通じなくとも、力を合わせて子どもたちを見守っていくことはできる。嫌いな人とでも協力することもできる。

 

そういうところを、子どもたちに見せたい。

 

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天然石アクセサリー作家

Crystal Children金井かおり

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