子どもは自分で育つんですねぇ
ある世界的に有名な映画俳優さんのインタビュー記事に載っていた何気ないひとことです。
その方の20年以上のキャリアの内のインタビュー記事を読んでいると、あぁ、この方はHSCでいらっしゃるんじゃないかなぁと思い当たるエピソードが沢山あります。
ほとんどのインタビュアーさんは、凄いスターであるにもかかわらず、控えめで内向的、たくさんの人がいる所は苦手な方が、どうしてスターになり、素晴らしい映画に次々と出て成功しているのかと、その謎を解こうと質問したり、探ろうとします。
誰にでも優しく、礼儀正しく、好きなことはすごくやって、嫌いなことはほんとにやらない。無邪気で無欲で、子どものような人。容姿も素晴らしいが、愛される才能を持っている。
その才能で、素晴らしい成功を手にしている。←ほとんどのインタビュアーさんの感想はそんな感じです。
公の情報では、その方は独身で、お子さんもいらっしゃらないということだから、
「子どもは自分で育つんですねぇ」
は、ご自身の経験を話されているようだとインタビュアーさんも書いています。
その方のお父さんは「乞食になっても応援する」と言い
お母さんは「子どもの選択であり、自分の人生に自分で立ち向かわなきゃならない」と言ったそうです。
全受容ですね!
その方がHSCなのかどうなのか分かりませんし、どちらでもいいのですが、その素晴らしい感覚と才能を生かす場に出会えたことは、お父さんやお母さんの全受容の見守りが大きな理由の1つじゃないかなぁと思ったのです。
金井かおり