こどもが不登校になったら読むブログ

義務教育9年目、その殆どを登校しぶり、不登校で過ごしてきた息子との暮らしを書きます。辛く孤独だった『序』、息子や自分の好きなことを探し求めた『破』、そして、義務教育を終える『急』1つの大切な節目にあたり、書いてみます。

大丈夫だよ、僕はいっぱい失敗してきたから

  義務教育のほとんどを登校しぶり、不登校で過ごしてきた中学3年生soraは、私の息子☆

 

受験生soraは明確な目標を持っています。

 

それなのに、相変わらずマイペースに過ごして、私に甘えているように感じて、先日、

 

「ママは構わないんだけど、進学したいんなら、今、同い年の子が乗っている波に乗って進学した方が楽じゃない?今波に乗り遅れたら、出にくくなるんじゃ…」

と、意を決して口をだしてしまった。

 

すると、彼は爽やかに、にこやかに

 

「大丈夫だよ、僕はいっぱい失敗してきたから、分かっている」

 

そのあまりの爽やかさ、そして、自分の浅はかさに、今思い出しても涙してしまう。もう、決して言うまいと自分に誓いました。

 

どうか、彼の思い描く未来が、彼の元に来ますように。

 

金井 かおり