こどもが不登校になったら読むブログ

義務教育9年目、その殆どを登校しぶり、不登校で過ごしてきた息子との暮らしを書きます。辛く孤独だった『序』、息子や自分の好きなことを探し求めた『破』、そして、義務教育を終える『急』1つの大切な節目にあたり、書いてみます。

サドベリー式ホームスクーリングで決めた進路

 2年前、初めてデモクラティックスクールの1つである、サドベリースクールを訪問し、当時の職員の鈴木さんに、学校に行かないのは構わないけど、好きなことをして生きて欲しい、そのために、進路を示してあげたい、と話すと、

 

鈴木さんは、お母さんが調べて示す進路は、多くても5つぐらいじゃないでしょうか。示さなければ、子どもは無限の中から選べます。

 

好きなことをして生きるとは、今夜ハンバーグが食べたいな、と思ったら、それができることじゃないでしょうか。

 

 

というお話しをして下さいました。

 

目からウロコでした。

 

本当にそうだなぁ、と感じました。

 

私は好きな事を生業にするために、やらなくてはいけないことを、子どもにやらせようとしていました。

 

でも、それすらも、彼を自分の思うようにコントロールしようとしていたのです。

 

それからは、私はすっかり安心して暮らしました。なぜなら、彼の行く末を案じる必要がなくなったからです。行く末は自分で案じるもの。

 

彼は今、今夜ハンバーグが食べたいな、と思ったら、自分で作って食べるようになりました。

 

あとは、どうやって材料を調達するか…それだけです!

 

金井 かおり